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オフィスのでんきマメ知識
 

オフィス増床やオフィス移転の時に知っておくと役に立つポイント!

 
 
電気はいつもそばにコンセントがあり、使えて当然な環境にいる為、
いざ工事となるとサッパリ状況も解らず、
話している内容も理解できず施工業者のなすがままなんて事は良く耳にします。

そんな事にならない為にはどうすれば、、、
通電のしくみから構成まで勉強する必要があるの?   
そんな必要はありません。
要所をおさえておけば、ちゃんと話が理解でき、要望を具現化できます。

知っておくと役立つポイントや
オフィスの電源構成についてご説明致します。

 

オフィスの構造

オフィスには、電気回路が集まっている分電盤があり、ビル内の各階に設置されています。
分電盤の中には、ブレーカが並んでおり、一定以上の電気が流れると自動的に遮断する機能があります。
ブレーカに接続されている配線はオフィス内まで敷設され、OAタップコンセントに挿すことで機器類を使うことができます。
一定以上の電気が流れると配線が耐えられなくなり、熱を発生させたり発火することもあるので、必ずブレーカを経由しています。
一般的にブレーカは100V20Aを超えると遮断(落ちる)するものを使うので、1回路では使う機器類の合計が20Aを越えることが無いようにし、複数の回路が容量に余裕を持って敷設されています。

回路の分散

1席にPCが1台、モニタ、周辺機器などで使う容量から100V20Aの回路で何席分をまかなうことができるのか、全体の席数からオフィスには100V20Aで何回路を用意すればよいのか、特別に容量が大きく専用で1回路が必要な機器はあるのか、回路の配置には注意すべきことがあります。
【考え方の目安】
・デスク6~8席に1回路。
・複合機1台に専用1回路。
・PBX1台に専用1回路。
・ネットワーク機器やサーバがあるラックには専用で複数回路。
・その他、電子レンジやポットなどの水周りも要注意。

オフィスのレイアウト

オフィスのレイアウトは、
・デスクの集まり(デスク島とも呼びます)
・人が移動できる導線
・複合機・コピー機などの共有機器
・ネットワークラックやPBXなどの基幹機器
などの配置からレイアウトが成立しています。
これらに電気を供給しているのが分電盤からの配線で、機器類の配置に合わせて複数の回路が敷設されています。

分電盤

分電盤には、オフィスに供給するための複数の回路に個別のブレーカが用意されています。
一般的には100V20Aのブレーカが並んでおり、一定以上の電気が流れ過ぎなければ通常は何も起きないのですが、一定以上に電気が流れた場合は自動的に遮断(落ちる)します。
中には大型機器用の200Vのブレーカや漏電を感知するブレーカなど特殊なものや付属回路がつながっています。
これらブレーカの電気回路を集約した上位に主幹ブレーカが用意されており、オフィス全体で使い過ぎていながら個別のブレーカが遮断しないときには、この主幹ブレーカが遮断します。

ハーネス・OAタップ・コンセントBOX

フロア内に供給された配線ケーブルは床下を這うように敷設してありますが、途中にハーネスを割り込んでつなげてあります。ハーネスは、OAタップを接続することができるので、床上はOAタップだけを出しています。
ビルによっては、床下に配線を敷設できるスペースの構造が無く、床構造の上に直接でカーペット材を引いたフロアの場合があります。この場合には、露出型のコンセントBOXを配置する方法となります。

照明・スイッチの切り分け

照明機器は天井裏で配線され、照明スイッチで入り切りしています。
部屋のレイアウトに合わせて照明の配線経路も変更され、部屋毎のスイッチにつながっています。応接室、会議室、サーバ室など、内装工事と合わせて配線を行います。

その他の配線(同軸・HDMI・D-Sub)

電話工事でもない、LAN工事でもなく、オフィス移転のときに忘れがちな配線があります。
・ビルが提供しているTV出力端子からモニターへの同軸ケーブル配線。
・応接室や会議室でプレゼンテーションのためにPCから大型モニタへ出力するHDMIケーブルやD-Subケーブルの配線。
オフィスで接続ケーブルを床上に置いていると、つまずいてPCを飛ばしたり、モニタやプロジェクタを倒したり、簡単に会社の資産を失います。
 

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